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バングラデシュは自然豊かな国です。日本の国旗によく似たデザインの、緑地に赤い丸が描かれているのがバングラデシュの国旗ですが、この緑が自然の緑を表しています。(赤い丸は太陽を表していると言われたり、独立戦争の時に流された血の色を表現しているとも言われています。)
バングラデシュの人々は、自然と共生しています。毎年繰り返される洪水は、その土地の土壌を豊かにし、お米・ジュートなどの主要作物を育て、また、池や川での養殖や漁業にとっても重要な役割を担っています。
田舎では田植えの時期は、緑の絨毯が広がり、田植えをしているその様子は、時間が止まったかのような錯覚に陥るほど、ゆっくりと時間が過ぎていきます。稲刈りの時期には、黄金色が広がる映画のような世界が一面に広がります。一昔前の日本を思い出す方も少なくありません。日本で失われてしまった風景がそこにはあります。
バングラデシュの自然の中で、最も有名なのはバングラデシュ南西にあるマングローブの森シュンドルボンです。ここは世界自然遺産にも登録され、今もなお手付かずの大自然が残っています。(詳しくは世界遺産をご参照ください。)
バングラデシュは低地ばかりで、山がないと思われる方も多いかもしれません。しかし、バングラデシュ東北部シレットから南東部チッタゴン地域までのインド国境地域には、多くの丘陵地帯が存在します。バングラデシュ人観光客も多く訪れるこの地域は、避暑地としても人気のある地域です。
日々の喧騒から離れ、バングラデシュの自然を思う存分感じ、日々時間に追われて疲弊した心と体を自然の中で開放するのも、最高の贅沢かもしれません。