バングラデシュは、カルチャーショックの宝庫です。
様々な先入観や価値観を揺さぶってくれる、そんなカルチャーショックを与えてくれます。幸か不幸か、バングラデシュへ観光へお越しにこられる方はまだまだ少なく、バングラデシュと聞いて、皆様はどのようなことをイメージされるでしょうか? この国をご存じない方も多いかもしれません。世界中を旅する日本人からしても、バングラデシュという国はまだまだ珍しい部類の国でしょう。
そんな大勢の観光客が訪れる前のバングラデシュを今、訪れてみませんか?
「国民総活気量」でいうなら、バングラデシュは間違いなく世界一。ベンガル人は明るく、好奇心にあふれています。経済的に貧しくても、笑顔が絶えることなく、逞しく生き抜く人たちとの出会いは、生きることの素晴らしさや喜びについて深く考えさせられます。
かつてダッカはモスクの街と呼ばれていました。その後リキシャの街と呼ばれていた時期もありました。今では車もビルも増え、新旧入り混じった混沌とした世界を形成しています。混沌とした世界と言っても、退廃的な雰囲気は全くなく、ひたむきで前向きでエネルギーに満ちた混沌さなのです。
半世紀ほど前までインドの一部であったバングラデシュとその周辺地域は、昔からインド最先端文化の発祥地の一つでした。
また、古くから続き、今も色濃く残るバングラデシュの牧歌的な風景や人々の温厚さに、心を癒されることでしょう。
バングラデシュには、バウルと呼ばれる歌う修行者がいます。イスラム今日でもなく、ヒンズー教でもない民間信仰も存在しています。
バングラデシュの人が誇る人物でノーベル文学賞を受賞したタゴールがいます。彼は、詩・歌・踊り・戯曲・絵画など多くのものを作りだしました。
バングラデシュの南東部チッタゴン地区には、数多くの少数民族が生活しており、生活を守りながら独自の文化を守っています。ミャンマー国境も近く、ベンガル人とは違った、モンゴロイド系の人達がそこでは生活しています。
バングラデシュには仏教・ヒンズー教・イスラム教などの様々な文化や生活様式が存在しています。