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バングラデシュは諸島なのではかと思うほど川が多く、川が縦横に走る国です。
ダッカを中心に船、バス、列車と様々な交通手段があります。乗用車を持てる人の少ないバングラデシュではどれをとっても重要な庶民の足です。近年は日本等の援助で橋が建設されて便利になって来ていますが、川の多さ、大きさに追いついていない状況です。
そんなバングラデシュの旅行では、渡河のために長い時間待たされることもありますし、好奇心いっぱいのベンガル人にジロジロと見られることもあります。そんな時はイライラしないでベンガル人と一緒に甘いお茶を飲んでみて下さい。ホッとして周りをみればバングラデシュの暖かさを感じられることでしょう。
国内長距離移動、時間の限られた方には便利です。ビーマンバングラデシュ航空のほか、GMGエアラインズ、ベストエア、ユナイテッドエアラインズなどがあり、ダッカとチッタゴン、コックスバザール、ジョソール、ラジシャヒ、シレット、ボリシャルを結んでいます。
ダッカのコムラプール駅より各主要都市へ列車でも行くことが出来ます。運行時間帯の確認も兼ねて前日までの購入をお勧めいたします。座席指定で景色を楽しみながらの快適な旅が楽しむことが出来ます。
ダッカのカントンメント駅よりコルカタへの国際列車も運行されています。
全国各地へバスで行くことができます。エアコン付バス・エアコンなしバスがあり、共に祝祭日以外は当日カウンターで購入可能な所が多いです。長距離の場合、通常2、3時間ごとに休憩があります。橋のない場所で川を渡る場合には、バスごとフェリーに乗せ渡河しています。渋滞やフェリーの運行状況によって大きく遅れることがあるので、移動の際には移動時間を大目に見積もった方がよいです。
小型エンジン付客船のこと。川の中長距離の移動にはなくてはならない交通手段です。途中で魚を積み込んだりとのんびりと動く川の多い国ならではの庶民の足です。夜間運行するロンチには寝台もあり、道路渋滞に悩まされることなく目的地へ行くことができます。ただし、サイクロンや洪水が起こる時期には転覆することもありますので、時期によっては夜間のロンチ移動はお勧めできません。
政府が運営するエンジン付外輪船のこと。ロンチ同様中長距離の移動に便利です。夜間運行のロケットもります。今どきアンティークな外輪戰ということからも分かるように長く使われているため決してきれいとは言えませんが、現地の人々との交流が楽しめます。
↑ ページのトップへ人力三輪自転車。バングラデシュの名物とも言えるリキシャです。暑い中、短距離でも利用可能ですぐに見つかるので移動に大変便利です。運転手に行き先を告げ、値段を交渉して乗ります(乗る前に近くの商店などで行き先までの運賃をたずねる、もしくは値段交渉せずに乗り、1分当たり1タカめやすで降りる際に支払っても良いです)。おつりがない場合があるので小銭の用意が必要です。リキシャの絵柄はかわいらしいものからグロテスクなものまで様々、リキシャアートにも注目してみてください。
天然ガスを利用したベビータクシー。緑色の車体にCNGと書いてあるのが目印です。ダッカ・チッタゴンでは空気汚染対策としてベビータクシーは禁止されており、CNGは乗り合いではなくタクシーとして使われています。市内の長距離移動や直接住所先まで行きたい場合に利用します。メーターで行く時もありますがごくまれで、基本的には乗る前に料金交渉が必要です。
オートリキシャ。エンジン付の緑の車体のミシュクは3人乗車できます。最近は天然ガスを利用したミシュクが走っています。スピードはCNGよりも遅いです。
公共交通機関を使わないで国内移動をしたい時には、レンタカーもあります。通常、ドライバー付で、メーカー・車種で選ぶことができます。料金の中に燃料代や運転手の宿泊代・食事代、フェリーを利用する場所へ行くときにはフェリー代が含まれているかどうか確認してください。
長距離及び荷物の多いときに便利です。メーター式で4人乗り。黒、黄色などのタクシーがあるが、安全面から黄色い車体のタクシーをお勧めします。
乗り合いタクシーのことです。ダッカ・チッタゴンは空気汚染を防ぐため天然ガスを利用したCNGに変わっているが、地方ではまだまだ活躍中です。行きたい方向を告げて乗ります。黄色や黒色の車体が多いです。
ダッカ市内の移動はバスが便利です。初めは人の多さに辟易するかもしれませんが、本数も多いので慣れてくると便利な交通手段です。乗車してから運賃を支払う安価なローカルバス(路線番号がベンガル語で車体に記載されている)と、カウンターでバスチケットを購入してから乗車するチケットバスがあります。どちらにしても、行き先を言えば現地の人が教えてくれます。
なお、バスには女性専用のシート(モヒラシート)があり、女性は席がないと乗せてくれない場合があるのでご注意を。
一定の区間を走っている乗りあいの小型バス。ひとり当たりの料金を払います。
手漕ぎノウカとエンジン付ノウカがあります。川を渡る時や中州に行くときなどに利用すします。スケジュール等は決まっておらず、人が集まると出発します。ダッカのショドルガットや大きな池ではノウカで遊覧することもできます。漁の様子や水遊び兼水浴びをする子どもたちと出会えるなど、川と密着したバングラデシュらしい風景を満喫できます。要料金交渉。
川を渡るための船です。バスや車を車体ごと乗せて対岸へ運びます。船内には食堂、モスクなどがあるほか、飲料や軽食も販売しています。前のフェリーが出発したばかりだと、長く待たなければならないこともあります。
空港から市内へは、タクシー、CNGにて移動可能(但し割増料金)です。空港前の道路に出るとバスも利用できます。市内ウットラ方面へは道路手前(空港に近い側)から、それ以外は道路を挟んで向こう側のバス停から。
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